こんにちは、いなみです。
先日の記事に、「怒りは伝えた方がいいと思う」ということを書きました☟
(ちなみに、ここで言う怒りは、反射的にイラッとしたとか、数秒堪えれば通り過ぎていくような怒りではありません。)
この記事では、私が怒りやネガティブ感情を伝える時に大事だと考えているポイントをまとめました。
私個人の意見ではありますが、どなたかの参考になれば幸いです。
怒りを伝える時に大事だと思うポイント
①相手を否定しない。「私は〜と思う」という形で伝える
人に対する怒りや嫌なことを我慢し続けて人間関係をこじらせていた私ですが
一時期、「そういうことははっきり伝えた方がいい」と考えて伝えるようにしていた時がありました。
…が、言い方がまずかったのです。
「何でそういうことするの?最低」
「そういうのほんとあり得ない」
「言い訳せずに謝れないの?」
我慢する時は徹底的に我慢するのに、いざ言うと決めるとかなりキツイ言い方をしていました。
ストレートに言い過ぎていたのです。
これは
・相手を否定する発言
・自分の価値観を押し付けて相手を変えようとする発言
…なので、当然相手との関係が悪くなります。
相手を否定するつもりはなくても、怒り任せにストレートに伝えてしまうとそう聞こえがちになります。
怒り任せに発言せず、一呼吸置いてから「あなたの◯◯という行動に対して私は〜と思った」という形で伝えるのがベスト。
・相手自体を否定しない
・「私は〜と思う」「私は◯◯してほしい(しないでほしい)と思う」と「自分の意見」として伝える
②相手の顔色を伺わず堂々と伝える
逆に、相手の顔色を伺うのは逆効果でした。
そういう態度は、相手にも伝わります。
「強く言えば黙るかも」と思われ、相手がいわば「逆ギレ」する形になってしまいました。
相手を気遣って遠慮して伝えるのではなく、冷静にさらりと伝えましょう。
「私が怒るのは当然」という気持ちで。
③さらっと軽やかに、でもはっきりと言う
それとなく、さりげなく伝えるのもよくないです。
そういう言い方をすれば角は立ちませんが、全く相手に伝わりません。
はっきり伝えたときの相手の反応で、相手がどんな人か、私の気持ちを大切にしてくれているのかが分かるのです。
中には、相手が「そんなことで怒るなんておかしい」と逆ギレしてくることがありますが、
私の感情を否定される筋合いはありません。
そういう人は、そういう人自身に問題があるのです。こちらが思い通りにならないのが気に入らないだけなのですから。
そういう人は私を大切にしてくれない人なんだと思って縁を切るのが一番です。
でもはっきりと言っても、先ほど書いたようにストレートに言い過ぎるのはNGです。
「えー、その発言傷ついたな」
「○○って私は嫌だな」
と軽やかにさらっと、
でも言いたいことははっきりと。
一度言ったらそれ以上しつこく言わない。
相手を責めない。
④相手に変わることを求めない
怒りを伝える目的は、相手を変えることではないです。
人間関係を円滑にすることと、怒りを溜めて爆発させないことです。
怒りを伝えたところで、相手が変わるとは限らないです。
こちらには怒りを伝える権利がありますが
それに対して謝るかどうか、態度を改めるかどうかは相手の自由です。
怒りを受け止めてくれる=変わってくれる、ではないです。
時には、感情的になってもいい
「怒りを伝える時は感情的にならず、落ち着いて淡々と伝えましょう」
という説も聞いたことがありますが、私は感情的になってもいいと思います。
基本的には、反射的に反応せず少し冷静になったところで伝えた方が拗れにくいとは思いますが、
どうしても許せないこと、深く傷ついたことであれば、感情的に強く怒ってもいいと思います。
また、さらっとはっきり伝えても伝わらない人には伝わらないので、そういう人には強く怒ってもいいと思います。
感情的にならず常に冷静でいることが良いことというわけではありません。
ヒートアップし過ぎたら、落ち着いてから「さっきは言い過ぎてごめんね」と伝えればいいと私は思います。
最後に
怒りの伝え方は一歩間違えると関係がこじれてしまうこともあります。
でも正しく伝えれば人間関係は円滑になりストレスも溜まらず、不要な人間関係に気づくきっかけにもなると思います。
伝え方を間違えて相手を不快にさせてしまったら謝ればいいと思います(相手が許すかどうかは別ですが)。
また、ここに書いたことは主に友達や家族、恋人など近い人に対してです。
目上の人や上司に理不尽なことを言われて怒りを感じても我慢するしかない…と思いがちですが、伝える方法はなくはないです。
こちらの本が勉強になりましたが、まだ私は実践したことはないです。
言えなくても、どこかで吐き出す必要はあると思います。
ここに書いたことは、私の意見として捉えていただければと思います。
長くなってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました^^
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