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【エナジーバンパイアの中で最も危険】ナルシストの特徴や行動は?

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皆様こんにちは、いなみです♡

 

この記事は以前の記事の続きとなりますが、この記事だけ読んでいただいても差し支えはありません。

前回の記事⇩

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今回の記事ではエナジーバンパイアについて書いていきます。

エナジーバンパイアとは他人のエネルギーを吸い取ることで自分のエネルギーを得ている人のことです。

書籍と実体験を参考に書いて行きます。

 

※かなり長い記事になっていますので、さらっと読んで頂くだけでも良いですし、興味のある部分だけ読んでいただいても構いません。もちろん、全てじっくり読んでいただけるのも嬉しいです!

 

 

エナジーバンパイアの7つのタイプ

エナジーバンパイアは7つのタイプに分かれます。

①ナルシスト

②激昂型

③犠牲者タイプ

④ドラマの主人公タイプ

⑤支配型

⑥マシンガントーク

⑦受動攻撃型

 

1のナルシストは7の受動攻撃型である場合も多く、7の受動攻撃型はナルシストである場合も多いです。

なので、私の解釈では1と7は同じと考えて良いのかなと思います。

 

当ブログではナルシスト(受動攻撃型)について詳しく書き、他のタイプの特徴や対処法は省略させていただきます。

 

なぜかというとエンパスにとって(エンパスではない人にとっても)、ナルシストが1番危険な存在であり、遭遇する確率も高いからです。

 

エンパスはナルシストを引き寄せやすいのです。

 

また、他のタイプはナルシストほどの悪質性が高くなく、遭遇する確率も比較的低く、分かりやすく対処法も難しくないためです。

 

私は幼少期より人生のあらゆる局面で多くのナルシスト達と関わってきました。私の体験がどなたかの救いになれば幸いです。

 

 

ナルシストとはどんな人達か

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ナルシストというと、自分大好きで自信家なイメージがあるかもしれませんが、そういう人は本当の意味でのナルシストではありません。

 

本物のナルシストとは、自己中心的で共感力が著しく欠如している人達のことです。

 

「本物のナルシシストは、世界は自分を中心に回っていると信じている。自我が肥大し、自分は誰よりもえらく、何でもできるという万能感をもっている。

いつでも自分がスポットライトを浴びていなければ気がすまず、自分をほめる人間しか認めない。

ナルシシストは直感力が強い人も多いのだが、その力を、他人を操って自分の思い通りに動かすために使う。彼らには無条件で誰かを愛する能力が一切ない

彼らの思い通りに動かなかったり、彼らに賛成しなかったりすると、彼らはあなたに対してとことん冷酷になる。何日も、ときには何週間もあなたを無視することもあるだろう。」

—『LAの人気精神科医が教える共感力が高すぎて疲れてしまうがなくなる本』ジュディス・オルロフ著

 

ナルシストは決して自分に自信があるわけではないのです。

むしろ強い劣等感を抱えており、誰かを下に見て支配しないと自尊心を保つことができません。

健全な自尊心を持たず、歪んだ自己愛を持った人達と言えます。

 

ナルシストも程度は様々で、軽度の人から完全なナルシストまでいます。

特に悪質性が高いナルシストはモラハラパワハラ、DVにまで発展することもあります。

 

 

受動攻撃とは

はっきりした言葉で批判したり責めたりするのではなく、無視したり、不機嫌になるなど遠回しの攻撃をしてくることです。

 

「パッシブアグレッシブ(受動的攻撃)とは、相手に不満があってもはっきり表明せず、受動的、消極的に不満を伝えてくる態度のことだ。

このタイプのエナジーバンパイアは、笑顔の裏で相手への怒りを募らせている。彼らは本心を隠しているつもりだが、あなたはそれを感じることができる。

約束をわざと忘れたりするのが、彼らがよく使う手口だ。表向きは誠実そうだが、実際は信用できない。口では何でも約束するが、きちんと守る気はまったくなく、自分のやりたいことだけをやる。

さらにやっかいなことに、パッシブアグレッシブ型はナルシシストでもある場合が多い。エンパスにとっては危険度が 2倍になる。」

—『LAの人気精神科医が教える共感力が高すぎて疲れてしまうがなくなる本』ジュディス・オルロフ著

 

ナルシストの特徴①相手の気持ちを考えることができない

彼らは共感力はもちろん、無償の愛や優しさを持ち合わせていません。

 

ナルシストも相手の気持ちを見抜く能力は高いのですが、相手の気持ちに寄り添ったり共感したりすることはありません。

相手の気持ちを自分の利益のために利用します。

相手の気持ちを察して自分の思い通りに誘導するために機嫌を取ったり優しくしたり、時には冷たくしたりけなしたりします。

相手の心を手に入れる時や、相手が離れていきそうな時に「共感のようなもの」「愛情のようなもの」を示しますが、それは相手を利用するための手段です。相手の心が手に入れば、冷酷なナルシストに戻ります。

 

相手を無条件で好きになったり愛したりすることもありません。

「○○だから好き」「○○だから一緒にいる」という条件付きの愛情や好意であり、相手にその条件がなくなれば冷めます。

彼らは愛情とはそういうものだと思っています。

 

自分の都合で相手に近づいたり突き放したりします。

基本的に相手の都合を考えておらず、自分の都合を押し付けます。(一見相手のことを考えている様な発言はあるのですが、結局自分の意見を通そうとします)

 

相手を傷つけた時は、その自覚はあるものの罪悪感はなく「仕方ないこと」「相手の問題」「自分のせいではない」と思っています。

 

しかし「相手を傷つけることを喜ぶ」「相手を傷つけることが目的」というわけではなく、目的はあくまでも相手を自分の都合よく利用することであり、その過程で相手を傷つけても仕方ないと思っています。

 

ナルシストの特徴②自分本位である

彼らにとっては相手の欲求よりも自分の欲求の方がはるかに重要で、自分の欲求が優先されて当然と思っています。

自分は他の人よりも優れていて、特別扱いされるべきだ、誰よりも優先されるべきだと思っているのです。

 

一見相手の欲求を優先しているかのようか振る舞いをしますが実は自分の欲求を満たすために利用しています。

 

自分の欲求が優先されなければ怒り狂い、相手を罵り怒鳴りつけたり、嫌味を言ったり、無視したりします。

 

周囲の欲求よりも自分の欲求の方が優先されるべきだと、独自の理論で主張します。

周りの人は波風を立てないように、ナルシストの欲求を優先することになり、振り回されます。

 

 

ナルシストの特徴③外面が非常に良い

ナルシストは外面が非常に良いです。

外見が良かったり、社会的に評価されていたり、ユーモアがあり話上手で表面上は気配り上手であることが多いです。

最初のうちはとても褒めてきたりします。

(その褒め言葉も、心にも思っていないことです)

彼らは一見すると、心が広く頼りになり一緒にいて楽しく魅力的な存在に見えます。

 

そう見えていても、ターゲットの前ではそのうち本性を現し始めます。

ナルシストは仮面を被るのが上手いですが、親しくなるとそんなに長い間仮面を被っていることはできないのです。

周りからの評価は良いため、ターゲットになった人は自分が悪いのではないかと錯覚します。

 

ナルシストの特徴④自分は優しいと思っている

ナルシストは、自分が共感力が欠如しており愛情がない人間だということに全く気づいていません。

むしろ、自分は優しく繊細な人間で、思慮深く心が広いとすら思っています。

 

私の周りのナルシスト達も

「自分は繊細で人の気持ちを気にする方だ」

「自分は優しく心が広い」

「自分は器が大きい」

「相手の気持ちを考えてしまう」

などと自分から言います

 

確かにナルシストは人の気持ちに敏感ですが、その力を相手を自分の思い通りに誘導するために使い、相手に寄り添ったり共感することはないのです。

 

また、本当に優しく繊細で思慮深い人は、聞かれてもいないのに自分のことを優しい、繊細、心が広いとは言いません。

 

ナルシストはナルシストである自覚が全くない(むしろ自分は優しさに溢れた人間だと思っている)ので、この記事を読んで「私ってナルシストかも…?」と思っている方はまず違うと思います。

 

ナルシストの特徴⑤都合の悪いことははっきり言わない、約束を破る

彼らは、できないことに対して「はっきり断らない」という行動に出ます。

相手の要求に応えられない自分を見せたくないのか、断ったら自分が悪者になると思っているのか、相手に借りを作るようで嫌だと思っているのか、その心理は私には分かりません。

 

できないことはできないと言う。

約束できないことは約束しない。

やれないことははっきり断る。

そういうことをしないのです。

 

彼らは口では何でも約束します。

全く応じるつもりがなくても、誘われればOKし、頼まれごとをすれは引き受けます。

しかし、はっきり「いいよ」「できる」「行こう」とは言わないのです。

しかし断ることもせず、まるでできるかのような口ぶりで相手を期待させます。

彼らはやりたいことだけをやり、やりたくないことからは逃げます。

 

行く気もないのに一見乗り気で遊ぶ約束をして、計画の段階になるとのらりくらりと話をかわしたり、当日わざと忘れたりおかしな理由でドタキャンします。

または「君はその日忙しいんじゃないの?本当に大丈夫?」などと言ったり、相手の都合の悪い日時をわざと提案して相手から断らせるように仕向け、相手の都合ということにしてキャンセルに持ち込もうとします。

 

また、約束したことを破っても罪悪感はなく、仕方ないことと思っています。なので、約束を破っても謝らないこともあります。

相手が怒ったら、「そんなことで怒る方がおかしい」と責めます。

 

こちらからすると曖昧な態度で振り回されるのは非常に精神的に負担であり、最初にはっきり断ってくれた方がよっぽどありがたいですよね。

それに、こちらの都合ということにして予定をキャンセルさせようとしてくるのはズルいと感じます。

しかし、彼らはこのような曖昧な態度ではっきり断らないことが思いやりだと思っているのです。

 

ナルシストの特徴⑥思い通りにいかないと無視や遠回しの攻撃をする

ナルシストの思い通りに動かなかったり、彼らの意見に賛同しないと、彼らは不機嫌になり相手を何日も無視したり冷たくしたりします。

 

また、ナルシストは自分の要求を相手にはっきり伝えず、「相手が自分の要求を察して当然」と思っています。

ですので、相手に曖昧に伝えたりそれとなくそのような素振りをして相手に察してもらおうとします。

しかしその振る舞いも相手からするとかなりわかりにくく、伝わらないものになっています。

そして大抵の場合、その要求は自分勝手なものです。

相手に自分の要求が伝わらないと不機嫌になり無視し続け、その要求をはっきり言うわけではなく遠回しに相手を批判し続けたりします。

 

エンパスにとっては、相手が不機嫌になっても「相手の問題」となかなか割り切ることができず自分が何とかしなければならないと思いモヤモヤし続けて、ネガティブな感情を引きずってしまいます。

 

ナルシストの特徴⑦ターゲットの自尊心を叩き潰す

ナルシストは無意識のうちに相手のエネルギーを吸い取ることで自分のエネルギーを得ています。

相手のエネルギーを奪うために、相手の自尊心を奪います。

 

相手の意見を受け入れず、都合が悪いと無視をしたり不機嫌になったり、まるで能力がないかのように見下したりします。

 

相手が自分に何かを求めたりすると、「そんなことを思うなんてあなたの感覚はおかしい」「そういう考え方は間違っている」と相手の価値観を否定します。

時には、相手が失敗するように仕向けてその尻拭いをしてあげて恩を着せたり、「あなたは私のアドバイスがないとダメなんだから」と刷り込んだりします。

いかにも自分が正しく相手が間違っているかのように言います。

自分はあなたのために非を指摘してあげているのだと。

 

しかしたまに優しさのようなものを見せたりするため、「この人が厳しく冷たくするのは、私のせいなんだ。私のために非を指摘してくれてるんだ。私さえ変わればこの人は優しくしてくれる」と相手は思ってしまうのです。

なので、否定を受け止めて反省し、自分を変えようと努力します。

「自分が変われば、相手も変わる」という言葉がありますが、それは彼らには通じません。

それどころか、彼らに認めてもらうために変わろうとすればするほど、彼らの思い通りになることになり、どんどんぞんざいで都合の良い扱いをされていきます。

 

彼らは必ず相手の粗を探します。何でもいいから欠点を見つけて見下したいだけなのです。

 

相手の心を支配し、相手が逃げられないようにするのです。その結果逃げられなくなった相手はどんどん心が壊れていきます。

 

ナルシストの特徴⑧人を見る目がある

性格に言うと、「意のままに操れそうな相手を見極めるのが上手い」のです。

 

相手の気持ちをそのまま吸収し、相手の問題を解決しようと頑張って、自分より相手を優先してしまうエンパスは、ナルシストの絶好のターゲットになりやすいのです。

 

ナルシストは「利用できそうな相手かどうか」を見極める能力に非常に長けています。

 

ナルシストの特徴⑨自分の非を認めない

ナルシストは、自分に非があってもそれを認めようとしません。

自分の非や失敗を指摘されると、話をすり替えたり相手のせいにしようとします。

「でも、あなただって○○だったでしょ?」

「あなたが○○したせいだよ」

「でもあの人が〜って言ってたから」

「そんな言い方するなんてひどい!」

「は?なにそれ。もういい(逆切れ)」

また、あからさまに苛ついた態度を取り相手がこれ以上何も言えないような雰囲気にすることもあります。

「〜だったから仕方ない、別に自分は悪くない」など謎の理論で正当化しようとします。

上記のセリフは私が過去に実際にナルシストから言われたことがある言葉です。

 

自分が悪かったことに対して、「○○してごめんなさい」と言えないのです。

どんなに自分に非があろうと、絶対に自分は悪くない、100%周囲に非があると思い込んでいます。

 

謝ったとしても、問題になった行動に対してではなく、ズレた部分を謝ってきます。

例えば、遅刻を繰り返していることを指摘されたのに遅刻については謝らず、「遅刻するかもって連絡したじゃん、伝え方が悪くて伝わってなかったのかなー?ごめんねー?」といった感じです。

 

ナルシストの特徴⑩話し合いを避けるまたは相手を言いくるめようとする

意見がすれ違った時などは、お互いの意見を伝え合ってお互いが納得いくようにするにはどうすればいいか一緒に考えて決めるのがベスト。

 

しかしナルシストは話し合いを避ける傾向があります。相手の意見を聞き入れ相手に寄り添うことをしません。

 

話し合いを提案してものらりくらりとかわして話し合いにならないようにしたり、

一方的に自分の意見押し付け、相手が意見を言うと暗にそれは間違っていると言い自分の都合のいいように誘導します。相手が引かなければ、無視や遠回しの攻撃をします。

 

後述しますがナルシストは人と親密になるのを避ける傾向があります。話し合い自体が相手と親密になる行為ですのでその理由もあります。

 

ナルシストの特徴11自分の話ばかりで人の話に興味を示さない

ナルシストと話していると、ほとんどナルシストが話しているのを聞くことになります。

 

こちらに話を振ることもあるのですが、自分の興味のあることだけを質問し、その他の相手の話は聞こうとしません。

相手が話していても「へー、ふーん」など明らかに興味がないリアクションをしたり無反応だったりします。

相手自身には興味を持ちません。

 

しかしナルシストは自分は聞き上手であると思っている場合が多く、更に自分は話上手で相手を楽しませているとすら思っています。

 

ナルシストの特徴12人と親密になるのを避ける

ナルシストは本能的に人と親密になるのを避ける傾向があります。

親密な関係を築けないため、ナルシストがパートナーになると相手は傷ついたり苦労することになります。

 

ナルシストは相手に対し気があるような素振りをしたり優しくしたり好意を示したりしますが、それは全て相手を意のままに操るためです。

 

愛情のある人は、パートナーから相手から好意を示されればそれに応えようとし、親密さを深めることができます。

しかしナルシストはパートナーから好意を示されると逃げたり冷たくしたりして親密さを避けようとします。

そしてパートナーが離れようとすると、再び優しくなり、パートナーが親密さを求めてきたら突き放す、を繰り返します。

 

最初はパートナー(ターゲット)の心を手に入れようと頑張りますが、その人の心が手に入れば雑な扱いになります。

親密になりたくない、頻繁に会いたくない、君のことはさほど大切に思っていないということを遠回しにアピールしてきます。

 

 

ナルシストの特徴13相手を見下す

ナルシストはターゲットを見下します。

見下すことで相手からエネルギーを奪って自分のエネルギーにしているのです。

けなしたり、批判したりしますが、相手に非があるせいだと本気で思っていまく。

ターゲットになった人は「自分の非を直せば見くだされなくなる」と思い自分の非を直しますが、直したら今度は別の部分を批判し始めます。

理由は何でもいいから、とにかく見下したいのです。

一方で権力のある人に弱く、そういう人にはへりくだっておだてます。

 

ナルシストの特徴14言うことがコロコロ変わる

誰でも気が変わることはありますが、ナルシストは発言の内容が本当にコロコロ変わります。

言った次の瞬間にもう変わったりします。

次の日には真逆のことを言っていたりします。

相手は「結局どっちなの?」と混乱します。

 

気分屋なのではなく、相手を混乱させようと故意にやっているのです。

 

ナルシストの特徴15適切な別れ方を知らない

恋人関係でも友達関係でもそうなのですが、相手との円満な別れ方を知りません。

 

仲良くしていたのに急に音信不通、「また会おうね」とナルシスト自身が話してきたのに次の瞬間ブロック。

または、自然消滅を狙って冷たくし続けるのに、自分からは別れの言葉を言わず、それどころか期待させることすらします。

 

別れの瞬間ギリギリまで相手に期待を持たせ続け、自分から別れの言葉を言うことは避けます。

基本的に、都合の悪いことは自分から言いたくないのです。

別れの言葉を言ったとしても、相手を責めて相手のせいだということにしたり、自分は悪くない、仕方ないんだと自己擁護します。

 

相手はナルシストの意図がわからず混乱し、別れをなかなか受け入れられずに苦しみます。

 

ナルシストの特徴16自分の都合の悪い気持ちを相手のものだと思い込む

例えば、ナルシスト自身が相手を見下しているのに、「相手が自分のことを見下している」と思い込みます。

ナルシスト自身が相手を利用しようとしているのに、「相手が自分のことを利用しようとしている」と思い込みます。

そしてそれを相手に言います。

自分の中の都合の悪い気持ちは、認めようとしません。

 

ナルシストの特徴17本音を言わない

ナルシストは本音を言いません。

言ったら都合が悪いからです。

自分にとって都合の良いことしか言いません。

彼らと話していると、「本心がわかりにくい」と感じることがあると思います。

腹を割って話そうとしないため、表面上の付き合いや浅い会話になりやすいです。

 

ナルシストの特徴18話を盛る

ナルシストは自分の都合のいいようにするため、または相手を利用するために話を盛る傾向があります。

 

都合のいいようにするためというのは、自分を良く見せるためだったり都合の悪いことから逃れるためだったりです。

全くの嘘ではなく、事実に基づいて話を大きくしている…(聞く方からすると嘘)という感じです。

 

例えば私が実際見たことのある事例だと

・「お菓子作ったら、顔や髪にチョコが付くし大変だったわー」←お菓子を作ったのは本当だけど、顔や髪に付いたのは嘘。本人は面白いと思って言っていたようです

・特定の人達からの誘いを断るために「うつ病になっちゃって家から出れないの…」←一時的に憂鬱な気分だっただけで、うつ病ではなく普通に外出している

・地方の駅近のマンションに住んでいるだけで「都会のタワマンに住んでる」と言う

などです。

 

また、相手を利用するためなら何でも言います。

思ってもいない褒め言葉を乱用したり、「何でも聞いて」「何でも相談して」と言います。

しかし相手が自分の支配下に入れば一切褒めなくなります。それどころか、けなしてきます。また、何でも相談してと言うのに実際に相談すると嫌がります。

 

ナルシストの特徴19恩着せがましい

ナルシストの人達は何かと恩着せがましいです。

例えば「私は忙しい中、あなたのために予定を空けてあげた」「あなたが返信をしてと言うからしてあげた」「(親が未成年の子に対して)養って学校に行かせてあげた」など

「してあげた」と言う程でもないことを恩着せがましく話してきます。

 

また、相手が頼んでもいないことやしてほしくないことをして「やってあげた」と恩を着せることもよくあります。

 

ナルシストの特徴20「対等な関係」 という概念がない、権力のある人に弱い

ナルシストには「相手と対等」という概念がないことが多いです。

相手は自分より上か下か、という視点で見ています。

相手が上だと思えばへりくだり、おだてて、機嫌を損ねるようなことをしません。相手に気に入られようと必死になります。

ナルシストは権力や地位のある人、お金を持っている人に弱く、そういう人に逆らうことはしません。相手が上だと思えば全面的に従います。

 

自分よりも下と思った相手を支配し利用しようとします。

 

ナルシストの上下の基準はやはり権力、ステータス、お金です。女性であれば、容姿やスタイルが優れていて高スペックなパートナーがいるかどうかが基準になることもあります。

 

ナルシストの特徴21怒りのツボが謎

健全な心の持ち主からすれば、ナルシストの怒りのツボは謎に感じます。

え?そんなことろで?と思うようなところで本気で怒り狂ったりします。

 

彼らは根本的には自信がなく、ちょっとした批判すらも恐れています。また、そんな自分を見抜かれなくないと思っています。

 

「自分は優れていて、誰よりも優先されるべき」と思っているので優先されなければ怒りますし、「周囲は私(俺)のことをよく知って私(俺)のために動くべき」と思っているので相手が自分の思い通りに動いてくれなければ怒ります。

例え相手が善意でやったことであってもです。

 

自分を守るために怒るのです。

相手のために怒ることはありません。

 

 

ナルシストの特徴22ダブルバインドを巧みに使う

ここまでくるとかなり悪質性が高いナルシストと言えます。

 

ダブルバインドとは、二重拘束という意味です。矛盾した2つのメッセージを同時に与えることを言います。

例えば、母親が子供に服を買ってあげるとします。母親は子供に「好きな服を選んでいいよ」と伝えます。子供は、素直に好きな服を選びます。すると母親は「へぇ…それがいいの…」と冷たく言い放ち、不機嫌になります。

子供が、母親が気に入りそうな服を選ぶと急に母親の機嫌が良くなります。

これは、「あなたの好きな服を選んでいい」というメッセージと「私の気にいる服を選びなさい」という矛盾したメッセージを同時に送っています。

すると、子供は混乱して感情が不安定になります。そして、母親の顔色を常に伺うようになるのです。

 

例えば「ランチ、どこのお店がいい?君の好きなお店を選んでいいよ」と言いながら、ターゲットが自分の希望と違うお店を言えば冷たくしたり不機嫌になります。

 

また、ターゲットに「思っていることは何でも話して」と言うのに、いざターゲットが思っていることを話すと無視したり、冷たくあしらったり批判したりします。

 

 

ナルシストの性格は?

ナルシストというと、明るく社交的で、おしゃべりで、気が強い人、というイメージがあるのではないでしょうか?

もちろんそういう人もいるのですが、根暗な人や大人しい性格のナルシストも多いです。

性格だけでは判断できません。

 

また、ナルシスト=男性というイメージも強いかもしれませんが、私の経験上女性のナルシストも数多くいます。

 

ナルシストは気が強そうに見えますが実はとても小心者です。それを隠すために強そうに見せています。

強そうに見せる手段として、名誉や権力、経済力を得たり、相手を支配したり、外見を強そうに見せたりします。

 

次回の記事で詳しく対応について書いていきたいと思います。

 

 

参考文献

これらの本を参考には書いていますが、私の実体験のお話も多いです。

こちらの記事は「本の知識と経験に基づく私の意見」としてお読みいただけると幸いです。

 

最後に

こちらの記事は、多くのナルシストと関わってきた私が、ナルシストに心を支配され苦しんでいる方のお役に立てればという気持ちで書きました。また、自分自身に向けて自分のために書いているのもあります。

次の記事では、ナルシストとの関わり方について書いていきます。

お読みいただきありがとうございました。

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