こんにちは、いなみです。
パソコンが壊れて修理に出しているためブログの編集が不便です(泣)
たまたま見つけて気になった本を読んでみました!
読書感想文です^^
「言い返す技術」
本の感想
私は頭の回転が速くないので誰かに攻撃されてもその言葉を受け入れてしまう形になりがちです。
その場ではモヤっとしても言い返せなくて後々反論が心に浮かんできて「こうやって言えばよかった」って後悔するんですよね。
マンガになっているのは一部だけですが、とても分かりやすかったです!
この本の目的は「言い返して相手をコテンパンにやっつけること」ではなく「良い人間関係を築くこと」なので、そのスタンスで語られているので受け入れやすかったです^^
理論を裏付けるためのいくつかの動物実験の結果が書かれているのですが、その実験内容に胸が痛みました…
本当に動物にこんな酷いことしているのかと…
筆者の作り話であると願いたい。
本に書かれていることは共感したり納得したりすることが多かったですが
「悪口を言われている人のことを周りの人は、『あの人は能力が低いから悪口を言われるのだ』と思ってしまう」と書かれていたのは「そうかな?」と思いました。
逆に周りより能力が高いから嫉妬されて、貶めるために言われてるのかもしないし。
能力が低い人にはどんなことをしてもいいってわけじゃないですし。
(というか人の生まれ持った能力自体はそこまで大差はない気がします。)
でも、「自分は攻撃されたくない」→「あの人は攻撃される何かがあるから攻撃されるんだ、だから自分は大丈夫だ」と思いたくなる心理は分かる気がします。
新たな発見と再発見
口論に勝てるのは「正しいことを言っている方」ではなく「口数が多い方」
言っていることが正しいかどうかはほぼ関係ないそうです!
でも考えてみればそうですよね。
この世に「絶対的に正しいこと」なんてなくて何が正しいかは人それぞれなので、正しさを競ったところで意味ないですもんね。
・相手を褒めること
自分を攻撃してくる相手なんて大っ嫌いだから褒めたくない!と思っていたのですが
相手を攻撃する人って本当は自信がなくて、誰かを攻撃することで自分を大きく見せないとなめられると思ってビクビクしている。
だから何でもいいから褒めることが有効だそうです。(ただし、立場以外のこと)
なるほど…
人は褒められると少なからず嬉しいから褒めてくれた人には攻撃しにくくなりますもんね。
「教えてください」と言う
「あなたこんなことも知らないの?」と言われて「知らないのは恥ずかしいから勉強しなきゃ!」と思って周りの人に聞いたり自分でも調べてきて分かるようになったら、今度はまた違うことで攻撃された、という経験があります。
知らないことは悪いことじゃないんです。
そして、相手は何でもいいから攻撃したいんです。私が何を知らなかろうが知ってようが関係ないんです。
「教えてください」と言って下手に出て相手を持ち上げることが攻撃回避のコツみたいです!
相手の知らないことを「教える」というというのは人にとって快感な行為。
たまに「自分で調べろ」って言う人もいますが、「どうやって調べれば分かりますか?」など、とにかく質問をするのがいいそうです。
言い返すのって大事
攻撃されっぱなしは精神衛生上も良くないし、人間関係的にも良くない。
嫌いな相手をこっちから攻撃するのではなく、
「攻撃されたら一度だけ反撃する」のって大事だと思います。
攻撃されても「我慢する」ということを続けていると相手には「この人は何を言っても怒らないから大丈夫」って思われます。
その結果攻撃のターゲットになる、失礼なことをされやすい、裏切られる…などのことになります。
これは私の経験から確かだと思います。
自分の非は認めて謝るけど、不要な攻撃まで全面に受ける必要はないです。
この本もっと早く読んでいればあの人やこの人からの攻撃もかわせたのかも…!なんて思います。
お読みいただきありがとうございました^^