理不尽な攻撃をしてくる人はどこにでもいます。
まず理解しておきたいのは、そういうことをする人の心に原因があるのであって、される側に原因があるわけではないということ。
そういう人は、こちらが失敗した時や罪悪感を持っている時に、そういうところにつけ込んで攻撃してきます。
が、そういう人は結局、こっちが何をしても気に入らないんです。
その人の言う通りに行動しても、理想を演じてもそれはそれで気に入らなくて攻撃してきます。
第三者が注意して止めても、また違う手段で攻撃してくるだけです。
「言葉」に振り回されないこと
なので、そういう人の「表面上の言葉や態度」だけを見ると振り回されて傷つくことになります。
大事なのは「言われた言葉、された態度」は一旦置いておいて、「どうしてこの人はこういうことをするんだろう?」と理由を考えること。
その人の本心、本質を見極めることです。
理由を考えても本当のところは分かりませんし、分からなくていいんです。
表面上の言葉をそのまま受け入れて向き合うのではなく、「相手の言動の理由」に向き合うことが大切だと思います。
こういう思考を持っているだけでも、相手に振り回されて一喜一憂することがなくなります。
相手にはどう接すればいいのか
理不尽な攻撃をしてくる相手にはどうしても恐怖で萎縮してしまいがち。私はそうでした。
でも、普段は普通に接すればいいです。
「私が存在していてごめんなさい…」みたいな萎縮した姿勢で接する必要ないし、普段からそういう態度で接していると相手は「しめしめ、ビビってるな」と面白がって調子に乗ります。
攻撃を受けた時はどうすればいいか
・自分の悪かったところだけを簡潔に謝る。
「◯◯してしまってすみません」等。
それ以上の攻撃は受け入れない。
・反抗したり逆に攻撃したり、言い返したりしない。
その場は正論で反論して相手が黙ったとしても、後々どんな手段を使ってでも攻撃してこようとします。
返事は「はい、わかりました。」「そっか、そう思うんだね」等、否定も肯定もせずのスタンスで。
・とにかく褒める
攻撃されてる時には相手を褒めることはなかなかできませんが、攻撃されていないときには褒めるのが有効です。
相手はこっちの欠点を徹底的に攻撃してきますが、こっちが仮にその欠点を直して完璧にできるようになったらそれはそれで気に入らないものです。
相手が攻撃をしてくるのは、相手自身の弱さと劣等感。こちらのせいではないんです。
それに気づかれたくないから周りに攻撃する形で自分を守ってるんです。
なので「私よりもあなたの方がずっと優れてます」という形で褒めると少しだけ攻撃をかわせる場合があります。
基本はこの3つだと思いますが、これで相手からの攻撃がなくなるわけではなく、あくまでその場凌ぎ的な対策です。
根本的には相手と離れることでしか解決しないと思います。
私の経験から思うことですが、読んでくださった方やこれからの自分の役に立てますように。
お読みいただきありがとうございました。