こんにちは、いなみです。
ふと子供の頃の事を思い出したので書きます。
私は子供の頃、絵を描くのが大好きで、一日中絵を描いている子でした。
しかし、親は私が絵を描くことが気にいらなかったのです。
「絵なんか描いても絵で稼ぐことはできないから、将来何の役にも立たないから」と。
子供の私はもちろん絵で稼ぐために絵を描いていたわけではなく、純粋に好きだから描いていたんです。
でも親は私が将来絵の道に行くことを恐れたのか、絵を描くことを制限されました。
私が何時間もかけて一生懸命描いた絵を破り捨てられるようになりました。
絵を見られるたびに下手くそだと罵られました。
子供の頃、本当は絵を習いたかったけど習わせてもらえず、習い事は親が「これをやっておけば将来役に立つに違いない」「これをやっておけば世間体がいい」というピアノと英会話をやっていました。
でも私はそれらに興味がなく、嫌々通っていたため全く身になりませんでした。
「趣味や好きなことなんて無くていい」「将来役に立ちそうなことと勉強さえやっておけばいい」と言われました。
収入や仕事に繋がらない「好きなこと」をするのは「時間とお金の無駄だ」と。
でも私はそう思いません。
好きなことや好きなものがない人生はつまらない。
生活の中に好きなものや好きなことを取り入れることで日々の幸せや心の豊かさが生まれると思うんです。
挫けそうな時、辛い時、自分が嫌いになった時に、「好きなこと」「好きなもの」「好きの気持ちで一生懸命続けてきたもの」というのは自分の心の支えになり、自分の強みになると思います。
私も今まで、好きなことや好きなものにたくさん支えられてきました。
「好きなもの」は私のエネルギーで、強みで、個性です。
「好き」がある人生は幸せですし、「好き」が何であれ、人生や人の心を豊かにするものだと思っています。
将来子供が産まれたら、その子が本当に好きなことをさせてあげたいです。
お読みいただきありがとうございました。